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離婚が頭をよぎったら

離婚はまず話合いから

どうしても離婚しなければならなくなったとしても、一番望ましい離婚の方法は話合いによる「協議離婚」です。

話合いによる協議離婚をするとして、一番望ましい方法は、話合いで決めた事柄を公正証書にしておくことです。

養育費とか慰謝料など金銭の支払い約束を公正証書にしておくと、その約束が 守られない場合は、裁判を経なくても強制執行ができます。

話合いによる協議離婚をするとして、一番望ましくない方法は、条件を決めないで、離婚届を出して離婚してしまうことです。

何の条件も決めないで離婚すると、後日、相手方から何を請求されるか分かりません。また、相手方に何を請求しても、その請求が認められるためには全てを証拠によって証明しなければいけませんから、大変難しいことになります。

話合いによる協議離婚をするとして、二番目に望ましくない方法は、条件を決めても口約束だけで離婚してしまうことです。

約束した事柄を書面にしないで口約束だけで離婚すると、その約束が守られない 場合、どのような約束をしていたかを証明するための、目に見える証拠がありませんから、「言った言わない」の水掛け論に終わる恐れがあります。

話合いによる協議離婚をするとして、三番目に望ましくない方法は、取り決めた条件を書面にして、本人同士の署名捺印だけで離婚してしまうことです。

約束が守れない場合は、裁判で支払いを命じてもらわないと強制執行ができません。その裁判手続きで約束の内容を証明する証拠としては、本人同士が署名押印した書類が役立ちます。

しかし、公正証書にしていませんから、この書類で直ちに強制執行することはできません。

弁護士にご相談を!

離婚「訴訟」であっても、弁護士に依頼せず、当事者本人で続けられる方がいますが(本人訴訟)、なかなかうまく進められなかったり、分からないことが多いようです。

訴訟となると、専門的な知識や経験が必須です。

本人訴訟ゆえに本来守られるべき利益が守られない可能性もありえます。

費用が心配なこともあるでしょうが、法テラスを利用するなど、相談に応じることも可能ですので、是非弁護士にご相談されることをお勧めします。